【2026県立高校入試】最終志願倍率を速報!

沖縄県教育庁は2026年2月17日、県立高校入試の初回志願状況を発表しました。本試験は3月4日・5日、合格発表は3月17日です。今年は私立高校無償化の影響で私立専願者が増加しており、県立の倍率動向にも影響を与えていると分析されています。
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最終志願倍率ピックアップ

2025年度 高校入試 最終倍率(ピックアップ)
高校 学科 定員 志願者数 落ちる人数 倍率 前年度倍率(前期) 前年度差
開邦 学術探究 122 112 -10 0.92 0.93 -0.01
那覇国際 普通 320 366 46 1.14 1.12 0.03
国際 40 36 -4 0.90 1.33 -0.43
向陽 普通 80 80 0 1.00 1.31 -0.31
理数 80 73 -7 0.91 1.03 -0.11
国際文 80 49 -31 0.61 0.98 -0.36
那覇 普通 400 432 32 1.08 1.02 0.07
首里 普通 360 395 35 1.10 1.13 -0.04
浦添 普通 360 391 31 1.09 0.99 0.10
小禄 普通 280 319 39 1.14 1.06 0.08
那覇西 普通 240 276 36 1.15 1.13 0.02
国際人文 80 80 0 1.00 1.10 -0.10
体育 40 48 8 1.20 1.20 0.00
豊見城 普通 320 372 52 1.16 1.20 -0.04
糸満 普通 320 312 -8 0.98 0.95 0.03
那覇商業 商業 200 222 22 1.11 1.17 -0.05
情報処理 80 55 -25 0.69 1.05 -0.36
国際経済 40 52 12 1.30 1.08 0.23
沖縄工業 電子機械 80 91 11 1.14 1.04 0.10
情報電子 80 75 -5 0.94 0.86 0.08
建築 40 55 15 1.38 1.18 0.20
土木 40 48 8 1.20 1.28 -0.08
工業化学 40 34 -6 0.85 0.50 0.35
生活情報 40 68 28 1.70 1.10 0.60
那覇工業 機械 40 27 -13 0.68 0.90 -0.23
自動車 40 55 15 1.38 1.15 0.23
電気技術 80 41 -39 0.51 0.70 -0.19
グラフィックアーツ 40 32 -8 0.80 0.85 -0.05
服飾デザイン 40 18 -22 0.45 0.55 -0.10

2026年沖縄県立高校入試の最終倍率を初回倍率と比較分析。倍率の動きから志願変更の傾向と受験戦略を解説します。


倍率変動一覧(重要校のみ)

高校 初回→最終 動き 一言分析
那覇 1.19→1.08 高倍率で回避された
那覇西 1.20→1.15 上位志望層が調整
浦添 1.12→1.09 最初から安定
向陽 0.98→1.00 割れ校補充
糸満 0.94→0.98 安全校として流入
豊見城 1.20→1.16 倍率警戒
首里 1.11→1.10 中堅上位は変動小
沖縄工業(生活情報) 1.90→1.70 高倍率維持
那覇商業(国際経済) 1.38→1.30 専門系人気

倍率の動き方は大きく分けて3パターン

今回の最終倍率を分析すると、志願変更後の動きは大きく三つのタイプに分かれました。

まず一つ目は、初回倍率が高かった学校です。このタイプの学校では志願変更の段階で志願者が減少する傾向が見られました。倍率の高さを見て不安を感じた受験生が、より合格可能性の高い学校へ志望変更したためです。那覇高校や豊見城高校がその典型例です。倍率は数字であると同時に心理的な影響力も持つため、一定以上になると回避行動が起きやすくなります。

二つ目は、初回時点で定員割れ、またはそれに近い倍率だった学校です。このタイプは逆に志願者が増えました。受験生にとっては「合格しやすい学校」と映るため、安全校として選ばれるからです。向陽高校や糸満高校がこの流れに該当します。割れている学校が志願変更で埋まる現象は毎年見られる典型的な動きです。

三つ目は、初回倍率が適正範囲に収まっていた学校です。こうした学校は志願変更の影響をほとんど受けませんでした。倍率が高すぎず低すぎず、受験生の心理を揺らさないためです。浦添高校や首里高校はこのタイプで、最終倍率まで大きな変化は見られませんでした。

今年の最大特徴は「倍率が動かなかったこと」

2026年入試で最も注目すべき点は、倍率の変動幅が例年より小さかったことです。通常であれば志願変更によって倍率は大きく上下しますが、今年はその動きが非常に限定的でした。

この背景には複数の要因があります。まず、私立高校を選ぶ受験生が増えていることです。授業料支援制度の広がりなどにより、進路選択の段階で県立一本に絞らない生徒が増えています。次に、受験者数自体の減少です。母数が減れば倍率は安定しやすくなります。さらに今年は受験生全体として安全志向が強く、倍率を見て大きく志望変更する動きが少なかったと考えられます。

受験戦略として本当に重要な視点

今回の倍率推移から分かる最も重要なポイントは、受験戦略として見るべきなのは最終倍率ではなく初回倍率だということです。

最終倍率は志願変更が終わった後の結果にすぎません。一方で初回倍率は、志望校をどう調整するか判断するための材料になります。つまり、受験において本当に意味を持つのは最終数値ではなく、その前段階の情報なのです。

まとめ

今年の入試は倍率が大きく動かなかった年でした。そのため、初回倍率の段階で状況を読み取り、志望校を判断できた受験生ほど有利だったと言えます。倍率は単なる結果ではなく、戦略を立てるための指標です。この視点を持てるかどうかが、合否を分ける重要な差になります。

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