【社会】1学期中間テスト改《2018年_小禄中3年_明治後半(自由民権運動)~大正デモクラシー》

3.資料をもとに次の問に答えなさい。

(1) 資料1は日本の軽工業・重工業の生産の変化を表している。1910年における鉄鋼の生産は、1890年の約何倍ですか。整数で書きなさい。

(2) 日露戦争でかかった戦費は、日清戦争でかかった戦費の約何倍ですか。小数第一位まで求めなさい。

(3) 日露戦争後、日本国内では国民の政府への不満が高まり、抗議運動が起こった。その理由を、資料2から読み取れることにもふれて、簡単に書きなさい。

(4) 資料5のAの出来事の背景には、2つの陣営の対立がありました。
①:2つの陣営をそれぞれ何と言いますか。
②:日本と同じ陣営にふくまれる国を資料6から3つ選んで国名を書きなさい。
(5) 資料5のBの期間には吉野作造が民衆の意見を政治に反映することを主張した。この考えを何というか。

(6) シベリア出兵と最も関係の深い資料を選び、資料番号を書きなさい。

(7) 資料4から読み取れることを簡単に書きなさい。

(8) 資料3から1925年の有権者数は、約何人とわかりますか。

(9) 資料7は資料5のCの法律の一部である。資料7を参考に、この法律を制定した目的を簡単に書きなさい。

(10) 資料10の内容が決められた、1921年から1922年にかけて開かれた国際会議の名前と①に入る国名も答えなさい。

学校配布解答

【3】技能 各2点 計26点
(1)約3倍
(2)約8.5倍
(3)被害も多く、戦費もかかったのに、賠償金がもらえなかったから。
(4)①三国同盟・三国協商(各2点) ②イギリス・フランス・ロシア(完答)
(5)民本主義
(6)8
(7)桂太郎と西園寺公望が交互に内閣を組織している。
(8)1200万人
(9)社会主義の取締と社会主義運動の取締
(10)会議名:ワシントン会議  ①の国:アメリカ

補足事項

(3)「資料2から読み取れること」と触れているのであれば、「日清戦争に比べ、日露戦争では動員兵数は約4.5倍、死者は約8倍、戦費は約8.5倍と日本の労力や被害は大きかったにも関わらず、賠償金がもらえなかったから」が妥当ではないか。

(7)この画像は劣化しすぎてて、私の方で作成し直した(簡易版)。この資料を見せて「桂太郎と西園寺公望が交互に内閣を組織している。」という答えは、何を問いたかったのかがわからなかった。資料に書かれている「桂園時代」をヒントに上記解答を答えればいいのか。「桂太郎時代は薩摩・長州出身の大臣が多いが、西園寺公望ではそれが少ない」とも読み取ることも可能である。

(8)そもそも原文には「資料3」という文字がなかったため(上記問題では追加している)、何を根拠にそれを求めさせるかがわからない。また、この問題は問題文に表記ミスだと思われるものがある。解答は「1200万人」だが、資料からは約6,000~約6,200万人程度だと予測すると、約1,188万人~約1,228万人である。「問題文に十万の位を四捨五入して人数を答えなさい。」という一文があれば「約1200万人」と答えられるが、その一文がないため、そもそも数字が出せない。

(9)質問の意図からすれば「天皇制の打倒および、資本主義体制を否定する組織や団体(宗教団体・左翼活動・自由主義・市民運動など)を取締る思想弾圧を目的とした法律」ではないかと思う。

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